NakatoのPC日誌

超不定期にパソコンのことについて更新していきます

”内臓ストレージ=ROM”について

どうも、Nakatoです。

 

突然ですが皆さんは「パソコン(スマホ)でROMとは何を指している?」と聞かれればなんと答えるでしょうか?

 

Twitterで投票してみたところ意外と主記憶装置と答える人が多かったです。恐らく名前につられたんだと思います。

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アンケートとは違いますが、「内蔵ストレージ(補助記憶装置)」もしくは、「メモリ(主記憶装置)」と答えるかもしれませんが、これは不正解です。

 

ROMとはRead Only Memoryの略です。

これは読み込み専用という意味なので書き込みは出来ません、もしROMが補助記憶装置であれば画像やアプリケーションはどこに保存されるのでしょうか?

ここまでくれば察しるでしょうが

補助記憶装置≠ROM

ということは納得いくと思います。

では、結局パソコンにおいてROMとは何を指しているのかと言うと幾つかありますが、例えばBIOSや、パソコンの起動シークエンスなどに使われています。

 

ここまで読むと結局補助記憶装置ってROMかRAMどっち!?

となると思いますが結論はどちらでもないです。

先述したように、ROMは補助記憶装置では無いですがだからといってRAMでもありません。

もし、RAMであればRAMは揮発性なので電源を消すと全データが無くなります。

実際は補助記憶装置は電源を消してもデータは消えないので補助記憶装置≠RAMということです。

 

 

ここまで見て何言っているのかわからない方は

今更聞けないROMとRAM、SSDとHDDの違い - NakatoのPC日誌

こちらの記事にROMとRAMの違いなどをまとめていますので良ければ見てください。

 

 

ですが、ここで勘の良い方であれば「じゃあSSDはROMじゃないの?」と気づくと思います。

 

確かにSSDはEEPROMと呼ばれる電気的に読み書きができるROMを内蔵しているのですが、普通「ROM」と言えば「マスクROM」のことを指します。そしてマスクROMは読み出し専用なのでSSD≠ROMです。

なので、SSD=PROM or EEPROMであればあっています。

しかし、マスクROMもEEPROMも同じROMの一種ということを忘れてはいけません。