NakatoのPC日誌

超不定期にパソコンのことについて更新していきます

【2019年7月最新版】Ryzenシリーズ性能比較表&おすすめ紹介

どうも、Nakatoです。

 

Ryzen第三世代が登場し、色々やばいことになってますが、前にIntelのCore iシリーズの性能比較は記事にしたのですがAMDRyzenシリーズの性能比較はしてなかったので今回はRyzenシリーズの性能比較とおすすめ紹介していきます。

 

 

 

 

 

Ryzenシリーズナンバーの見分け方

 

まず、いきなり紹介しても何が何だかわからないと思うので軽く型番とかの説明をしていきます。

今回はRyzen 7 2800Xを例にして説明していきます。

 

(例)Ryzen 7 2800X

 

モデル名ですが生産中のものだと今のところ、RyzenAthlonのみですが、生産が終了したジャンクパーツでおなじみのAthlon黒歴史が多いFXなどいろいろあります。

 

  • 7 = シリーズナンバー

シリーズナンバーは3、5、7、9の4つがあります。(9は第三世代から登場予定)

ここに数字ではなくThreadripperというシリーズ名も入る。

 

  • 2 = 世代

世代は第一世代、第二世代、第三世代があります。

 

モデルナンバーは最初の1桁目で大体の性能がわかり、7,8,9がハイエンド、4,5,6がハイパフォーマンス、その他メインストリームがあります。

 

  • X = 付加機能

付加機能とは、G、X、T、SがありGは内臓グラフィックボードが付いていてグラフィックボードが別途必要ありません。Xは無印のものより高性能になっています。Tは省電力なもので、Sは省電力で内蔵グラフィックボードが搭載されています。

 

 

 

 

 

説明も済んだところで早速性能比較表を見ていきましょう。

 

 

性能比較表

 






f:id:Nakato:20190708123151j:image




 

新しいものを1番上にしたせいで下に行くにつれて見にくくなってしまいました。

見にくい場合はズーム等各自で対応してください。

 

各項目の説明

 

各項目の説明をしていくのですがほとんど前の記事

【2019年6月最新版】Core iシリーズ性能比較表&おすすめ紹介 - NakatoのPC日誌

にて説明しているので、説明していないものを説明していきます。

 

 

  • L1(L2、L3)キャッシュ

Ryzenシリーズには3階層のexclusiveキャッシュメモリを持っておりそれぞれ1階層がL1、2階層がL2、3階層がL3となっています。

 

表から分かること、Intelとの比較

 

AMDより新しく出たRyzen第三世代は全体的に性能コスパ共によく今までの立ち位置が逆転し、Intelの上位互換のようになっているのでIntelは現在危機的状況です。

しかし、ThreadripperのTDPが爆熱爆速で有名なIntel Core i9 9980XEより高いのが驚きでした。

 

しかし、配信者の中では有名なOBSはRyzenに最適化されておらず、同じ性能でもIntelRyzenではドロップフレームがRyzenの方が多くなるので、まだOBSを使う配信者はIntelを使うのが無難だと思います。

 

しかし、新しく出たRyzen第三世代ですが販売してまもないので、バグや最低化されておらず、なおかつ大手BTOパソコンメーカーはIntel搭載のpcが大半を占めているので、自作pcを組まない方にとってはまだIntelの方がメジャーだと思いますが、やはり性能、コスパ共にRyzenの方が上なのでさらにRyzenを搭載したpcが増えると思います。

 

よって、現在のままであればほぼRyzen一択となっていますが、Intelを選んでも損はしないです。

 

 

 

おすすめ紹介

色々書きましたが、結局何がいいの!?という方がいると思うのでおすすめを紹介していきます。

 

かなりおすすめ

 

 

Ryzen 9 3900X

 

約6万円という破格の安さでpassmarkで1番数値が高い最強のCPU。

Core i9 9980XEより10万以上安いのにそちらより高性能なのでハイスペックなのを求めるのであれば現状これ一択。

 

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Ryzen 7 3800X

 

Ryzen 9 3900Xより1万円安くなったRyzen 7の3000シリーズ。

ただし、Ryzen 9と比べるとかなり性能は落ちているのがRyzen 9のコスパが異常なだけでこれは全然コスパは悪くない。

 

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Ryzen Threadripper 2950X

 

Ryzen 9 3900XとRyzen7 3800Xの中間的な性能を持つ。

ただし、コア数、スレッド数共にRyzen 9 3900Xより多い分値段が高い。

同じぐらいの性能だとIntelのCore Xシリーズ

の一番低いのと同じ位の性能なのでかなりコスパはいい。

 

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もっと性能を抑えつつコスパを良くしたい方向け

 

Ryzen 7 3700X

 

約4万円と安くなおかつかなりの高性能。

Ryzen 9 3900Xより2万円安いが、Ryzen 7 3800Xとほぼおなじ性能なので、少しでも価格を抑えたいのであればお勧め。

 

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Ryzen 7 2700X

 

Ryzen 2000シリーズの中で1番性能がいいが第三世代には劣るので、まだ新しいものはいいができるだけ高性能なものにしたい方におすすめ。

 

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Ryzen 5 2600X

 

Ryzen 7 2700Xの性能を下げた分コスパがさらに良くなったもの。

自作pcを組むときにできるだけコスパをよくしたい方におすすめ。

 

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Ryzen 5 2600

 

Ryzen 5 2600Xの値段を安くしたもの。

かなりコスパがいいのでおすすめ。

 

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Ryzen 7 1800X

 

Ryzenの第一世代なので少し値段が高いものがありますが大体3万から5万の間に収まっている。

そのため、第二世代のものより性能は落ちているが、コスパがさらに良くなっている。

 

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最新のものが欲しい方向け

 

Ryzen 9 3950X

 

Ryzenの第三世代の中でおそらく一番性能が良くなる。

Ryzen 9 3900Xの時点でCore i9 9980XEを余裕で超えているので性能面ではかなり期待できる。

値段もかなり良心的で、なんだかんだでおそらくMAX10万ぐらいになると思われる。

販売は2019年9月予定

 

 

 

今回は以上です。

 

Ryzen 3000シリーズが異常な程コスパがよく、今まで最速cpuの代名詞とも言えるIntel Core i9 9980XEより高性能で値段が10万円切るというやばさのせいでついにcpu普及率でAMDIntelを抜き未だにAMDは普及率を伸ばしている状況です。

Intelには王者の威厳を見せて欲しいです。

 

そのIntelのcpuをまとめたものはこちらです↓

【2019年7月最新版】Core iシリーズ性能比較表&おすすめ紹介 - NakatoのPC日誌

 

 

”内臓ストレージ=ROM”について

どうも、Nakatoです。

 

突然ですが皆さんは「パソコン(スマホ)でROMとは何を指している?」と聞かれればなんと答えるでしょうか?

 

Twitterで投票してみたところ意外と主記憶装置と答える人が多かったです。恐らく名前につられたんだと思います。

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アンケートとは違いますが、「内蔵ストレージ(補助記憶装置)」もしくは、「メモリ(主記憶装置)」と答えるかもしれませんが、これは不正解です。

 

ROMとはRead Only Memoryの略です。

これは読み込み専用という意味なので書き込みは出来ません、もしROMが補助記憶装置であれば画像やアプリケーションはどこに保存されるのでしょうか?

ここまでくれば察しるでしょうが

補助記憶装置≠ROM

ということは納得いくと思います。

では、結局パソコンにおいてROMとは何を指しているのかと言うと幾つかありますが、例えばBIOSや、パソコンの起動シークエンスなどに使われています。

 

ここまで読むと結局補助記憶装置ってROMかRAMどっち!?

となると思いますが結論はどちらでもないです。

先述したように、ROMは補助記憶装置では無いですがだからといってRAMでもありません。

もし、RAMであればRAMは揮発性なので電源を消すと全データが無くなります。

実際は補助記憶装置は電源を消してもデータは消えないので補助記憶装置≠RAMということです。

 

 

ここまで見て何言っているのかわからない方は

今更聞けないROMとRAM、SSDとHDDの違い - NakatoのPC日誌

こちらの記事にROMとRAMの違いなどをまとめていますので良ければ見てください。

 

 

ですが、ここで勘の良い方であれば「じゃあSSDはROMじゃないの?」と気づくと思います。

 

確かにSSDはEEPROMと呼ばれる電気的に読み書きができるROMを内蔵しているのですが、普通「ROM」と言えば「マスクROM」のことを指します。そしてマスクROMは読み出し専用なのでSSD≠ROMです。

なので、SSD=PROM or EEPROMであればあっています。

しかし、マスクROMもEEPROMも同じROMの一種ということを忘れてはいけません。

 

 

 

【第1回】CPUの動作手順などについて

どうも、Nakatoです。

 

今まで、Ryzenシリーズ【2019年7月最新版】Ryzenシリーズ性能比較表&おすすめ紹介 - NakatoのPC日誌やCore iシリーズ【2019年7月最新版】Core iシリーズ性能比較表&おすすめ紹介 - NakatoのPC日誌のCPUを紹介してきましたが、結局CPUって何?と聞かれたら詳しく答えれる人は少ないと思います。

なので今回は、CPUについて書いていきます。

 

 

CPU(Central Processing Unit)について

 

担当装置について

 

まず、パソコンには5大装置というものがあり

  • 制御装置
  • 演算装置
  • 記憶装置
  • 入力装置
  • 出力装置

があり、CPUは制御装置演算装置の二つを担当しています。

 

CPUの実行手順

CPUは4つの手順を踏む必要があり

  1. 命令の取り出し…Fetch
  2. 命令の解読…Decode
  3. 対象データの読み出し…Opeland(Option)
  4. 命令実行…Exeute

があります。

また、命令の取り出しの際に取り出したデータはレジスタと呼ばれるCPU内の記憶装置に保持されます。

レジスタの種類の説明が終わったら上の手順の説明に入ります。

 

レジスタの種類

レジスタは6種類ありそれぞれ役割が異なります。

  • プログラムカウンタ…次に実行すべき命令が入っているアドレスを記憶するレジスタ
  • 命令レジスタ…取り出した命令を一時的に記憶するレジスタ
  • インデックス(指標)レジスタ…アドレス修飾に用いるためのレジスタで、連続したデータの取り出しに使うための増分値を保持する。
  • ベースレジスタ…アドレス修飾に用いるためのレジスタで、プログラムの先頭アドレスを保持する。
  • アキュームレジスタ…演算の対象となる数や、演算結果を記憶するレジスタ
  • 汎用レジスタ…特に機能を限定していないレジスタ。一時的な値の保持や、アキュームレジスタなどの代用に使ったりする。

それぞれの説明の意味が分からなくてもいいです。

 

 次は、先ほどの命令を実行する手順の説明をしていきます。

 

 

命令の手順の詳細

 

命令の取り出し

取り出しすべき命令は先ほど説明したプログラムカウンタにあるので、それが示すアドレスを参照して命令を取り出し、命令レジスタに保存します。

取り出し終わったらカウンタを+1して次の命令に備えます。

 

命令の解読

先ほど取り出した命令は命令部オペランドに分かれています。*1

 そして、命令部の中身を命令デコーダに送り、命令デコーダが命令を解読し必要な装置に制御信号を出します。

 

対象データの読み出し

先ほど命令レジスタには命令部とオペランド部があるといいましたが、オペランドとはオペレート(操作)する対象という意味なので、オペランド部にある操作する対象の在りかを見つけます。

そして、オペランド部を参照して対象データを読み出し、それを汎用レジスタなどに記録します。

 

命令実行

汎用レジスタから処理対象のデータを取り出して演算し、演算結果を書き出して終了です。

 

 

また、対象データの読み出しの際にオペランド部を参照して対象データの読み込む必要があるときに必ずオペランド部にメモリのアドレスが書いているわけではなく、ある場所からの差なども書かれている場合もあるので何らかの計算によってアドレスを求める必要がありそれをアドレス修飾もしくは、アドレス指定とよばれています。

 

アドレス修飾の種類

即値アドレス指定方式

オペランド部に入っている値をそのまま用いる方式です。

そのため、メモリへの参照は行いません。

 

直接アドレス指定方式

オペランド部に記載されているアドレスがそのまま実行アドレスとして使える方式です。*2

 

間接アドレス指定方式

これは少しややこしいですが、オペランド部に記載されているアドレスの中に実行アドレスが記載されている方式です。

 

インデックス(指標)アドレス指定方式

先ほどよりややこしくなりますが、オペランド部の値にインデックスレジスタのアドレスの中の値を足し算することで実行アドレスを求める方式です。

 

ベースアドレス指定方式

これは先ほどより少しわかりやすいと思います。

オペランド部の値とベースレジスタの値を足し算することで実行レジスタを求めることができる方式です。

なのでこの方式を簡単に言い換えるとプログラムの先頭アドレスからの差分をオペランド部で指定する方式です。

この方式はややこしいですが、メモリ上のどこに記録されても命令を変える必要がないという大きなメリットがあります。

 

相対アドレス指定方式

これは先ほどとほぼ同じで名前が少し変わっただけです。

オペランド部の値とプログラムカウンタの値を足し算して求める方式です。

こちらも言い換えるとメモリ上にロードされた命令位置を基準として、そこからの差分をオペランド部で指定する方式です。*3

 

 

まだあるのですが記事が長くなるので今回はこれで終わりです。

次は、CPUの性能の指標について書きます。

*1:命令の種類によってオペランド部がない場合もあります。

*2:実行アドレスとは、計算によって求めた主記憶装置上のアドレスを指します。

*3:これはほぼベースアドレス指定方式と同じですがベースレジスタを持たないCPUが同じ挙動にしたいときに使われます。

Intelはまだ終わっていない!Intel第10世代Comet Lake-Sシリーズの内容がリーク

どうも、Nakatoです。

 

最近AMDがRyzen3000の発売を開始し、それが異常なほどコスパがよくなおかつIntel Core i9 9980XEより早くて半分以上安いのが出たせいでIntelが王座陥落まで衰退しました。

 

しかし、Intelも負けじと新CPUであるIntel第10世代 Comet Lake-Sシリーズを制作、そしてその内容がリークされました。

 

ソース:https://wccftech.com/intel-10th-gen-comet-lake-desktop-cpu-lineup-leak-lga-1159-socket-rumor/

 

前置きはこのぐらいにしてさっそく表にまとめたので見てください。

 



f:id:Nakato:20190711115436j:image

 

今回リークされたのは計13個の新CPUです。

 

それぞれの用語の説明は

【2019年7月最新版】Core iシリーズ性能比較表&おすすめ紹介 - NakatoのPC日誌

にて説明しているのでそちらを参考にして下さい。

 

 

 

さて、新CPUは高性能なものがCore i9 10900KFの10コア20スレッド、Core i9 10900F、Core i9 10700Kとなっています。

 

特筆すべきは、Core i9 10900KFとCore i9 10900KのブーストクロックがCore i9 9980XEのブーストクロックの5.0GHzを超えているところです。

現在最強であるRyzen 9 3900Xが12コア24スレッドでブーストクロック4.6GHzとなっているので性能面でかなり期待できます。

 

そして、Ryzenを意識してか今までのIntelとは思えないほど安くなっています。

Core i9 10900KFで約54,000円となっておりRyzen 9 3900Xとほぼ同じ値段になっています。

 

また、Core i9は全てF付きのものでかなり高性能なものになっており、Core i9は10コア20スレッド、Core i7が8コア16スレッド、Core i5が6コア12スレッド、Core i3が4コア8スレッドとなっています。

 

 

 

まとめるとこんなことろでしょうか。

最近はRyzen一強と言われていますがまだまだIntelも終わっていません。

これらが発売されれば、また、Intelが王者に君臨することができると筆者は信じています。

 

 

よければほかの記事も見てください。

 

Intelが開発中の新プログラミング言語

どうも、Nakatoです。

今回は、Intelが開発している新プログラミング言語「Data Parallel C++」についての新情報が発表されたので、現在分かっていることをまとめました。

 

Intelが開発中の新プログラミング言語「Data Parallel C++」について


f:id:Nakato:20190626162621j:image

 

今までは英語で書かれた公式サイトの情報程度しかわからなかった。

Intel's 'One API' Project Delivers Unified Programming Model Across Diverse Architectures | Intel Newsroom

 

しかし、2019年6月24日(米時間)にIntel Is Working On A New 'Data Parallel C++' Programming Language

にて新情報が発表されました。

 

これまでに公開されている特徴をまとめると

 

  • Data Parallel C++(DPC++)はIntelが以前から取り組んでいるoneAPIプロジェクトの成果物のひとつ 
  • oneAPIとは様々なコンピュータアーキテクチャにおいて結合されたプログラミングモデルを提供するための取り組み
  • DPC++はKhronos GroupのSYCLシングルソーC++プログラミングスタンダードがベースになっている
  • DPC++はC++がベースに開発されている
  • CPU、GPUといった異なるアーキテクチャに対して使用出来る
  • DPC++の詳細情報は2019年10月~12月に発表される予定

 

また、Intelが何故新プログラミング言語の開発に乗り出したかは、異なるアーキテクチャに対して利用できるプログラミングモデルを構築することで、さまざまなコンピューティングアーキテクチャに対して同じコードベースで開発を進められる仕組みを実現することを目指しているのが背景にあると思われる。

 

また、新情報が出次第追加していきます。

 

YouTubeで生放送等しているので良ければ見に来てください。

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今更聞けないROMとRAM、SSDとHDDの違い

どうもNakatoです。

突然ですが、皆さんは「HDDって何?」や、「SSDって何?」、「HDDとSSDの違いって何?」、「ROMとRAMの違いって何?」と聞かれたらきちんと答えられますか?

恐らく、軽く説明するぐらいなら出来ると思いますが、詳しく説明できる人は少ないと思います。

なので今回は、それらについて詳しく説明していきます。

最後に少し補足説明を加えました

※専門用語が多く出てくるので詳しく知りたい方は各自で調べて下さい。

 

 

 

 

ROMとRAMの違い

よく、ROMとRAMを間違える人を見るので初めにROMとRAMの違いについて説明します。

 

ROMとは

ROM(Read Only Memory)とは「決められた動作を行うだけの特定用途向けコンピュータ」の場合にROMという種類のメモリを使用します。

また、その内容は電気の状態に関係なく保存される「不揮発性」がROMの特徴です。

ROMは読み込み専用のメモリなので、動作に必要なデータは予めメモリ内に書き込まれた状態で出荷されます。

そのメモリをマスクROMと言い、普通ROMと言えばこれを指します。

 

しかし、専用の機器を使うことで記憶内容の消去と書き込みができるPROM(Programmable ROM)という種類も存在します。

ここで一つ注意してほしいのが、マスクROM≠PROMです。

そのPROMにも3種類ありそれぞれ特徴があります。

 

EPROM(Erasable PROM)について

紫外線でデータの消去して書き換えることができるとPROMです。

 

EEPROM(Electrically EPROM)について

電気的にデータを消去して書き換えることが出来るPROMです。

 

フラッシュメモリについて

これはPROMの一種というよりEEPROMの一種です。

ブロック単位でデータを消去して書き換えることが出来ます。

 

 

RAMとは

RAM(Ramdom Access Memory)とは電源を切ると内容が消去されて後に残らない「揮発性」という性質を持っています。

また、RAMは読み書きが自由に行えるのが特徴です。

RAMはDRAMSRAMのふたつがあり、それぞれ特徴があります。

 

DRAM(Dynamic RAM)について

安価で容量が大きく、主記憶装置(メモリ)に用いられるメモリです。ただ読み書きはSRAMに比べて低速です。

記憶内容を保つために定期的に内容を再読み込みするリフレッシュ動作が必要です。

 

SRAM(Static RAM)について

DRAMに比べて非常に高速ですが、価格が高く、したがって小容量のキャッシュメモリとして用いられるメモリです。

記憶内容を保持するためにリフレッシュ動作が必要ではありません

 

※何故か勘違いしてる人がたまにいますがROMの対義語はRAMではありません。

これらはあくまで別のものと捉えてください。

 

 

 

HDDとは

初めに、HDDについて説明していきます。

 

HDDの中身

ハードディスク(HDD)の中には

  • ディスク(プラッタ)
  • アクセスアーム
  • 磁気ヘッド

があります。

セクタとトラック

プラッタは細かく区画割りされ、その領域の最小範囲をセクタと呼び、それを複数集めた1周分の領域をトラックと呼びます。

HDDの総容量

ハードディスクの総容量は"1セクタあたりのバイト数x1トラックあたりのセクタ数x1シリンダあたりのトラック数xシリンダの数"で求められます。

クラスタについて

OSがファイルを読み書きする時には、複数のセクタを1ブロックと見なしたクラスタという単位を用いるのが一般的です。

断片化とデフラグ

しかし、何度も書いて消してを繰り返すと連続した領域に書かれたファイルでもディスクの中でバラけていってしまします。

この状態のことをフラグメンテーション(断片化)と呼びます。

そして、それを解消するために連続した領域に並べ直す作業をデフラグメンテーション(デフラグ)と呼びます。

データへのアクセス手順

データへアクセスするには3つの手順を踏む必要があり、1.アクセスアームを動かして磁気ヘッドを目的のトラック位置まで運ぶ"シーク(位置決め)"、2.ディスクの回転に伴い目的のデータが磁気ヘッドの位置まで回ってくるのを待つのを"サーチ(回転待ち)"、3.データの転送の順番です。

そして、1と2を待ち時間と呼びます。

アクセス時間の計算方法

データへのアクセス時間の計算方法を求めるには毎分あたりの回転速度、平均シーク時間、1トラックあたりの記憶容量がわからないと計算できません。

なので今回は仮に

  • 回転速度を5000回転/分
  • 平均シーク時間20ミリ秒
  • 1トラックあたりの記憶容量15,000バイト
  • 5000バイトのデータを読み出す

として計算します。

  1. 1分(60,000ミリ秒)÷5000回転=12ミリ秒
  2. その半分の、6ミリ秒が平均サーチ時間
  3. 15,000バイト÷12ミリ秒=1250バイト/ミリ秒
  4. 5000バイト÷1,250バイト=4ミリ秒
  5. 20ミリ秒+6ミリ秒+4ミリ秒=30ミリ秒

 

それぞれ説明すると、1ではディスクが一回転するのに必要な時間を求めています。

2では何故半分にするのかというと、たまたま磁気ヘッドの真下に読み込み位置があり待ち時間が0で済む時が最短、たまたま読み込み位置が磁気ヘッドを通過した直後で、また一回転してくるのを待つ時が最長なので、平均は1/2回転する時なので半分にします。

3では1トラックのデータ転送時間はディスクが一回転する時間と等しいので、1ミリ秒あたりの転送量は1トラックあたりの記憶容量÷一回転する時間で求めます。

4では読み出すバイト÷1ミリ秒あたりの転送量で読み込みバイトの時間を求めます。

5ではアクセス時間を求めるために、平均シーク時間+2の結果+4の結果で求めれます。

 

 

SSDとは

SSD(Solid State Drive)とは

EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)の一種を補助記憶媒体に転用したフラッシュメモリ記憶媒体として内蔵しているものです。

 

SSDの特徴

機械的な駆動部分がないので省電力で衝撃に強く、シーク(位置決め)やサーチ(回転待ち)などの待ち時間が無いため、高速に読み書きを行えます。

ただしSSDには書き込み回数に上限があり、HDDに比べて1ビットあたりの単価が高いです。

 

 

HDDとSSDの違い

  • 中身の違い(HDDは機械的な駆動部分があるが、SSDには無い)
  • 読み書きの速さ
  • 寿命
  • 記憶保存の仕方の違い
  • 1ビットあたりの単価の違い

これらが挙げられます。

 

 

 

 

 

 

今回は以上です。

 

それぞれの説明を詳しくやって違いの内容がペラペラですが許してください。

 

コメント待ってます。

 

Youtubeで生放送等をしているので良ければチャンネル登録お願いします。

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【2019年6月最新版】おすすめゲーミングPC(LEVEL∞、Alienware、Frontier)

どうも、Nakatoです。

前回のおすすめゲーミングPCを紹介

【2019年6月最新版】おすすめゲーミングPC(ドスパラ、G-Tuneのみ) - Nakato/COREの日誌

した時に、残りのBTOパソコンメーカーのは別にして紹介します。と言っていたので今回はLEVEL∞、Alienware、Frontierの3つのパソコンメーカーのおすすめを紹介していきます。

 

 

 

 

 

ゲーミングデスクトップPCおすすめ紹介

 

LEVEL∞のおすすめ紹介

LEVEL∞の特徴としてコラボPCが多く、様々な種類のPCがあります。

 

↓LEVEL-シリーズの見た目(ミドルタワー)


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かなりおすすめ(おすすめ度★★★★★)

 

LEVEL-R039-i7K-TOVI ¥184,980(+税)

ドスパラに同じ性能のものがあるが、それより安くなっているため、コスパがかなりいい。

スペック

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LEVEL-R039-i7K-ROVI ¥158,980(+税)

G-tuneに同じ性能のものがあるが、それよりはるかに安いのでコスパがいい。

スペック

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LEVEL-R039-i7-RXR-VODKA ¥139,980(+税)

有名ストリーマーのボドカさんとのコラボPC。

性能、コスパ共にいいためおすすめ。

スペック

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 LEVEL-M039-i7KF-VO ¥189,980(+税)

かなり性能がいいのに20万円を切るコスパの良さ。

かなりおすすめ。

スペック

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そこそこおすすめ(おすすめ度★★★★)

 

LEVEL-R039-LCi9K-XYVI-IeC ¥314,980(+税)

水冷CPUクーラー、i9 9900Kというカナり高スペックなので、値段が高いのでお金に余裕がある方におすすめ。

スペック

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LEVEL-M0B4-R52X-XYR ¥228,980(+税)

RyzenシリーズのCPU搭載のPC。

搭載されているCPUは比較的最新のものなので、性能はいい。

スペック

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LEVEL-M039-i7-RIR-FB ¥122,980(+税)

とにかく安くコスパがいい。

性能も悪くないのでおすすめ。

スペック

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あまりおすすめしない(おすすめ度★★★)

 

LEVEL-R0X4-R72-RNR-CR ¥134,980(+税)

何故か上のやつよりグラフィックボードの性能が低いのに値段が高い。

なのであまりおすすしない。

スペック

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LEVEL-M0B6-i5F-RFS ¥84,980(+税)

お金に余裕が無い方であればおすすめだが、もう少しお金を貯めて高スペックなものを買えば将来困ることは無い。

スペック

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LEVEL∞早見表


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AlienwareのおすすめゲーミングPC

Alienwareの特徴として全てのPCの値段がほかと比べて高いです。

 

↓AURORAシリーズの見た目


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↓AREA-51シリーズの見た目


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かなりおすすめ(おすすめ度★★★★★)

 

ALIENWARE AURORA プラチナ・RTX搭載 ¥259,980(+税)

Alienwareの中でもかなりコスパのいい値段。

性能もいいのでおすすめ。

スペック

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ALIENWARE AURORA CYCLOPS ATHLETE GAMING モデル ¥249,980(+税)

恐らくAlienwareの中で1番コスパがいい。

上のやつのグラフィックボードを下げて、メモリを増やしたもの。

スペック

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ALIENWARE AURORA スタンダード ¥161,980(+税)

スタンダードモデルなのにこれより安いものはひとつしかありません。

性能はいいのでおすすめです。

スペック

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そこそこおすすめ(おすすめ度★★★★)

 

ALIENWARE AURORA スプレマシー・RTX搭載 ¥348,980(+税)

Alienwareの中で2番目に性能がいいのに、値段は上から3番目の高さ。やはり他のBTOパソコンメーカーより値段が高い。

スペック

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ALIENWARE AURORA フルカスタマイズ ¥147,980(+税)

Alienwareの中で1番安い。

やはりCore i5なのに税抜き10万円超えてくるあたり流石Alienware。

スペック

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あまりおすすめしない(おすすめ度★★★)

 

ALIENWARE AREA-51 スプレマシー VR ¥679,980(+税)

税込70万円のモンスターマシン。

見た目がめちゃくちゃかっこいいがそれを差し引いても高すぎる。

石油王の方におすすめする。

スペック

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ALIENWARE AREA-51 プレミアム VR ¥459,980

AREAシリーズは全て高い。

その理由として、CPUが全てIntelのXシリーズを搭載している。

上のものと同じ見た目なのであの見た目が好きならばオススメ。

スペック

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ALIENWARE AREA-51 フルカスタマイズ ¥329,980(+税)

正直見た目以外で選ぶ意味は無い。

見た目重視の方におすすめ。

スペック

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Alienware早見表


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FrontierのおすすめゲーミングPC

Frontierの特徴として、種類が3種類しかなく

かなり見やすい。

 

↓GBシリーズの見た目


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かなりおすすめ(おすすめ度★★★★★)

 

【GH】RTX 2080搭載 ¥239,800(+税)

コスパがよく、性能もいいためおすすめ。

3番目に値段が高い。

スペック

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【GB】RTX 2070搭載 ¥203,800(+税)

CPU、グラフィックボード共に性能がいいのでおすすめ。

スペック

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【GR】GTX 1660搭載 ¥132,800(+税)

Frontierの中で1番安い。

安いが、性能はいいのでコスパがいい。

スペック

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まあまあオススメ(おすすめ度★★★★)

 

【GH】RTX 2080 Ti搭載 ¥309,800(+税)

Frontierの中で1番値段が高いがそこまで高くないため、比較的購入しやすい。

スペック

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【GB】RTX 2080搭載 ¥259,800(+税)

同じグラフィックボード搭載のGHよりCPUの性能があがった分、値段が上がり少し手の付けにくい値段になったがおすすめ。

スペック

  • OS Windows 10 Home 64bit
  • CPU Intel Core i99900K(水冷クーラー)
  • GPU GeForce RTX 2080 8GB
  • メモリ 16GB
  • フルタワー

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【GR】RTX 2070搭載 ¥175,800

こちらもコスパがよくおすすめだが、GBの方がコスパがいい。

これでも値段を抑えたい方におすすめ。

スペック

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あまりおすすめしない(おすすめ度★★★)

 

【GB】GTX 1660搭載 ¥169,800(+税)

明らかにGRの方がコスパがいいのでおすすめ。

それでもこちらがいいならおすすめ。

スペック

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【GH】GTX 1660搭載 ¥136,800(+税)

何故かこれだけメモリが8GBしかない不遇な奴。

値段は安いのしかおすすめできるところがありません。

スペック

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Frontier早見表


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これでおすすめBTOパソコンメーカーのおすすめPC紹介が終わりました。

 

正直めちゃくちゃめんどくさかった。

 

なので良ければほかの記事も見てください。

 

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